次男坊くんの幼稚園で、交通教室が開催されました。
今回のメインは年長さんの傘差し歩行訓練。
年長さんの保護者も一緒に参加です。てことでワタクシも参加です。
まずは、婦人交通指導員さんから、道路を歩く時、渡る時の基本的な説明をイラストやパネル等を使ってお話しして下さいました。
最近、私もJAF交通安全どれみグループ
の一員として、幼稚園や保育園などを訪問することがあるので、今回の婦人交通指導員さんのお話は大変勉強になりました。
視点が変わるだけで興味が広がるーって思いました。
これまでも子供を持つ母親として、交通安全を意識して聞いてはきましたが、最近はお話する側になることもあるので、どうやってお話進めて行けば子供達が集中してくれるのかな、どんな説明の仕方をすればどんな言葉をチョイスすれば、子供達にわかりやすいかな、どういったデザインにすれば視覚的に分かりやすいものになるのかな、とこれまで以上に食いついて見てました(笑)
良いところはどんどん真似しようと思いました。
その後は、PTAのお母さん方による説明を受けて、実際に傘をさして横断歩道を渡る練習をしました。
これまで、雨の日に傘をさして歩くということがほとんどありませんでした。
幼稚園では、雨でも徒歩通園ですが、カッパを着用するため、傘は使用しません。
また、普段のお出かけももっぱら車移動で、駐車場から目的地も近かったりして、親の傘の中に一緒に入っていったりすることがほとんどでした。
他のお母さんの中にも、この前やっと傘を買ってきたという人もちらほらいました。
傘をさすこと、まっすぐ持つこと、閉じてしっかりまとめること、閉じた傘を上手に持つこと。
簡単なようで、難しい。
やったことがないのだから、そりゃ難しい。
傘のサイズが50センチまでは、自分の手で開く傘がありますが、55センチになると、ポチッとボタンを押すとバッと開くジャンプ傘が主流になってきます。
傘を開く行動一つにしても、1から教えなくてはなりません。
周りに誰もいないか、邪魔になりそうなものはないか、開く時も急に開かないように、一方の手で持ち手を持ちながらボタンを押しつつ、もう一方の手でスライドする部分を速度調節しながらゆっくり開いていく…その際には自分の顔も近づけしすぎないように気をつける…。
急にできるわけがありません。
我が子も、何度かお家で練習したものの、今日は、緊張も重なり、ボタンポチ→傘がバッと開くという流れにΣ(´д`)
あとは、傘をまっすぐもてない。
持ち慣れていないし、子供にとっては傘もずっとさし続けるというのは重くて大変なようです。
そして今日は風もあり、傘が風に持っていかれるようにグラグラなってしまう場面も。
信号機のある交差点では、持っている傘を真上に上げて、信号や前後左右が見えるようにします。
信号が青になり、右左後ろ前良しで確認して渡ります。
これがねえ、徒歩通園ならではと言いますか。
自分で確認、意外と出来ていないのです。
徒歩通園しているのになぜ?と思われるかもしれませんが、徒歩通園ならではの落とし穴と言いますか…。
基本、保護者が旗当番として7、8名1グループで幼稚園に登降園します。
3年間歩きます。
通園路に慣れます。
緊張感なくなります。
旗当番さんまかせになっている時があります。
左右前後確認も
「みーぎ!ひだり!うしろ!まーえ!よし!」
と元気が良い割に実際見ていません。
車がきているのに、「よし!」と渡り始めようとする子もいます。
その度に注意するのですが、連れて行ってもらっているという感覚が大きいようでなかなか改善されません。
なので小学校上がった子の下校の様子を見ていると、幼稚園上がりの子のほうが危なっかしい場面が多いように感じます。
こらー!と叱ったこともありました(`ε´)
今日は、歩行訓練してそのことが改めて感じられました。
園に戻り、傘を閉じるのですが、これまた子供にとっては力のいる作業。
カチッとするまで閉じるのにけっこう時間かかりました。
閉じたあとの傘をまとめて止める作業も案外難しそうにしてました。
紐を止める向きは一方向なのをまず理解しなくてはいけません。
くるくる傘を回しながらまとめていくのも難しそうでした。
腕まで傘に絡まってる感じになりました(笑)
今回は保護者同伴で参加だったのでこのように気づけたと思います。
子供だけだったら、親としてそこまで大変なのがわかってあげられなかったかもしれない。
改めて傘をさす基本的なこと学べました。
基本、大事ですね(´ー`)
小6の長男坊は雨の中、傘ささずに帰ってきますけどね(´ー`)